TOZAN

本日は登山に行きました。
あまり有名ではない伊予ヶ岳というところです。場所は鋸南町にあります。
千葉県で唯一の岳で、ネットの情報をいろいろと見てみると初心者でも大丈夫、ということだったので、ちょっと曇天が気になったけれど、男3人で出かけました。

神社の境内の前に登山者用の駐車場があるのでそこに車をとめて山に向かいました。山の前には小学校があって、登山道の前にはその学校の給食室があるんです。
小学校の先生方も気さくに挨拶してくれました。素敵ですね。
岳というだけあって、最初から結構急な山道、登山なれした彼も足が痛いって言っていました。アスファルトで舗装なんてされていないから、ジャリだったり木の根っこ、枯葉の上をすべらないように上りました。
途中目の前が開ける瞬間には疲れがふっとびました。
けど、それもつかの間、遠い頂点に何度引き返そうかと、途中の休憩所兼展望台のところで引き返そうかと思ったか。
さらに登ると、続いてでてきたのはロープ、そして鎖。何かって、それを手にとって拠りどころとして、登るんです。そんな急な場所にさしかかっちゃうんです。
全くもう〜。初心者って〜。3人も、「やばい、やばい」って言いながら、かれこれ、5,6本のロープと鎖を手繰りながら頂上を目指しました。頂上はいわば、とんがってる岩場、いわばの先は崖、崖だけ、崖岳。
怖いですよ〜。
けど、やっぱり爽快。途中の展望とくらべたら、まさに雲泥の差です。今日は曇りだったから涼しくてよかった。けど見渡しは晴れの方がいいかもね。
頂上に用意されているテーブルで持参したお弁当食べて、くだりです。
くだりはもっと大変。ロープと鎖を手にして、今度は下るんです。

クリフハンガー!!!

ということでしたが、のぼりよりも随分と早く降りました。
山に11時について、頂上には12時10分くらいについて、13時にはくだりきってしまいました。
その後、車で20分くらいしたところにある、海辺の高台にある喫茶店でオープンエアーで海を見ながらコーヒーをたしなみ、ギターを弾いたり、「いいねぇ」とか「大変だったにぃ」とか語り合ったりしながら、時間過ごしました。
サバイバルな山と息を吹き返すカフェ、そしてその後はお土産屋さんに併設されてた足湯につかって、帰りました。
随分と時間がたったんじゃないかと思うほど充実しすぎたけれど、10時〜16時の間でした。1泊2日の旅行に行ったくらいの充実感。
今、ふとももとふくらはぎが「痛いよ〜」って言ってます。
それはキンニクツーって言うんだぜ。
自然っていいね。