nokogiri

ちわ、ともぞうです。

まずは鋸班の報告から。
今日は3人で鋸山ハイキングしてきました。
実はともぞう、今日すっごい楽しみにしてました。
PIECEでどっかに行くのってすっごいなんか、いい気分なんだよ。

今日の晴れ渡る空。そして、澄み切った空気。最高だった。
まずなんとなく切なかったのは出だし。
なんか新しい内房線の電車でやんの。
BOX席の無い、ふっつーの電車。だから、和気藹々な感じになれなくて、無茶して和気藹々な雰囲気だそうとしたごっついおっさんが電車に酔いましたとさ。
けど、実は前夜から勢い全快でゆでたまご9個も作ってくれたつわものも発見。
電車の中からかぶりついてた。前に座ってたお姉さま方が「あら、おいしそうだわね。」だって。
僕は山頂で食べたんだけど、確かにおいしかった。ゆでたまご、おいしいな。おっぱっぴ。
案外なが〜い電車に揺られてついたのは浜金谷。
マフラー巻き巻きに扮した彼が、「のぼり、もくだりも歩いていきましょーね!」なんて、まさに爆弾発言。

とりあえず、鋸山登山道をひたすら探しました。
ロープウェーのお姉さん、マイウェー、「前の道をまっすぐ左です。」
って、前に道2つあるし。
まっすぐ行ったら、二股になる道2つあるし。
構わずまっすぐ行ったら行き止まりだし。

途中にあっやしい階段があって、「ここは無いよねぇ〜。」って3者同意見の道発見。
絶対この先進んだら、鬼太郎出てくるって、猫娘にひっかかれるって、ねずみ男の息臭いってっていう状態のところだったんだ。
けど、登る道って言ったらそこしかないんだよ。
だから、仕方なく行った。樹にウッソウと覆われて、木陰、日が出てるのに、なんだかうすら寒い。
階段は真ん中に亀裂が入っていて歩きにくい、急な傾斜は体力を奪う。
階段のこけは妖気を感じさせる。
その妖気はマフラーマンに「休憩しましょ〜よ〜。」と何度も言わせてしまうほどだ。
先が見えない。自然と足下しか見えなくなってしまう僕ら。
気を紛らそうと、マフラーマンが古今東西ゲームを提案。酔った彼もゆでたまごの彼も進んで賛成
テーマは「料理名」

2巡目くらいで、同じ料理名を言ってしまうほど3者疲労困憊。
逆に疲労が蓄積する僕ら。
「やめとけばよかった」3者同意見。

しかし3人が無言にも「引き返そう、ロープウェーで行こう」と思ったか思わないかのそのとき、木陰が青い空にさえぎられたその眼下に見下ろす世界は、一面の海模様!

とうとう着いたのです。これまで樹に覆われたうっそうとした道を歩いていた僕らを包んでいた冷ややかな風は、日に温められた温かな風に変わり、僕らの汗をふんわりと吹き飛ばしてくれた。
「あぁいい風」
酔った彼。
「すごいっすねぇ!」
休憩好きのマフラーマン
「写真撮りますよ。」
ゆでたまご残り8個の彼

写真をばしばしと撮った僕らは、ロープウェーの終着駅で、ゆでたまごとおにぎりを数個ほおばって先を進みました。
あ、猫にもゆでたまごやおかずをいくらかあげました。
山頂で、浜金谷なんと久里浜まで11キロしかないことを知り、地獄のぞきへ。
地獄のぞきでは、男子4人女子2人の集団に声をかけ、恩着せがましく写真を撮らせてもらい、僕らの写真もとってもらった。
電車酔いの彼は相変わらず・・・。

地獄のぞきというハイライトを迎え、スーパーボールと坂道コロコロ競争をし、ゆでたまごの彼が「日本一でかい大仏にスーパーボールを投げつけてやる!」と過激なことを言い出したので、さすがのマフラーマンも止めに入っていた。
お腹が減ったとのたうちまわる彼をなだめながら、保田駅近くの海鮮料理屋さんに入場。
3人は思考回路もストップ。考えもせず、一番待ち時間の短いまぐろ丼を注文。
流し込むようにたいらげ、保田駅から、予定時刻どおりの時間に乗車して帰宅しましたとさ。
浜金谷も保田もSUICAが使えないさ。
今度行くときは、切符を買おう。

確かに疲れた。けど、空も海もそしてスリルも味わえる。楽しいちっちゃな旅でした。
おわり
あ、ちなみに僕はゆでたまご4つ食べました!おいしかったぜい。